横書き文書の句読点

高等学校の数学科教育における横書き文書の句読点については,さまざまなものが入り混じっている。教員ごとの違いはもちろん,教科書会社によってさえ異なるものがある。これらについて考えたい。また,感性の度合いが大きくなるものの,併せてその他の横書き文書についても思い見る。

先に,日本語は句読点に寛容であり書き手が思うように使えばよいことを申し添えておく。この記事は,私がどのような句読点を選んだかの記録に過ぎない。

学校内における教員・生徒向け技術文書の書きかた

学校内における教員・生徒へ向けた(一般には,職場内の幅広い層へ向けた)の技術文書・手順書を作るにあたっては,受け手の知識や態度の幅が大きいことを気にかけねばならない。 さまざまな読み手がいる中で,問題なく手順を進めてもらうことと,気持ちの面で満足してもらうことを折り合わせて書くにはどうすればよいかを考える。 さらに,その技術文書・手順書にかかる業務を引き継ぐにあたっても,このときに作った文書で足りるような工夫を考える。

Markdown から業務文書.docx を作る

ここは,業務文書を Markdown で書き,pandoc によって Word ファイルとして出力するにあたっての整形用テンプレートの配布ページである。

Markdown では文書の内容や構造(見出し・強調といった抽象的な指示)のみを扱い,文書の見映えは pandoc に任せることができる。これによって,Word 文書を作るときにありがちなお節介によるストレスを避けることができる。Markdownはテキストエディタによってテキストファイルとして書けるため,Microsoft Wordの将来の価格・存続にかかわらず保存できる。